『女神』あとがき
太宰治



所收──「美少女」「春の盜賊」「誰も知らぬ」「善藏を思ふ」「盲人獨笑」「服裝について」「令孃アユ」「女神」


 久しく絶版になつてゐた創作集の中から、割に輕いタツチの小説を集めてみた。さうして、それに最近の「女神」一篇を附け加へた。舊作の五篇も、カビが生えてはゐないつもりである。

昭和二十二年夏

底本:「太宰治全集11」筑摩書房

   1999(平成11)年325日初版第1刷発行

初出:「女神」白文社

   1947(昭和22)年105日発行

入力:小林繁雄

校正:阿部哲也

2012年17日作成

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