一度 中原中也 Guide 扉 本文 目 次 一度 結果から結果を作る 飜訳の悲哀── 尊崇はたゞ 道中にありました 再び巡る道は 「過去」と「現在」との沈黙の対坐です 一度別れた恋人と またあたらしく恋を始めたが 思ひ出と未来での思ひ出が ヲリと享楽との乱舞となりました 一度といふことの 嬉しさよ 底本:「新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ」角川書店    2001(平成13)年4月30日初版発行 ※底本のテキストは、著者自筆稿によります。 入力:村松洋一 校正:鳩 2017年10月25日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。